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冬のカニの定番!ズワイガニ

ずわいがに冬の味覚の代表であるカニの中でも、特に人気の高いのがズワイガニです。カニが好きな方なら、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

名前の由来は細くてまっすぐな足が木の枝に似ていることからを「楚(すわえ)カニ」と呼ばれていたことからだといわれています。一般的には多く脱皮したものほど身の詰まった美味しい個体とされています。また甲羅についた黒い斑点(カニビルの卵)の有無も美味しさの見極め方の一つです。カニビルは環境の良い海に生息するため、黒い斑点がついていれば、健康的な海で育った美味しいカニである証拠となります。

旬の時期は11月中旬から3月の中旬くらいまでです。ズワイガニは身がしっかりしていて味わいが深いので様々な調理法で美味しくいただけます。ボイルや蒸し調理、新鮮であれば刺身にして食べてもさっぱりとしたカニの旨みが味わえます。特にカニ鍋(カニスキ)は冬の風物詩ですのでぜひ試したい食べ方ですね。

体長・重さ

体長 : 甲羅幅 約10~15cm

重さ : 小さいズワイガニだと、約400g程度、大きいズワイガニは約1kgです。

分布・生息

日本では、水温の関係で九州近海には生息しておらず、中国地方の山口県より北の日本海や、東北地方からカナダまでの北太平洋に分布しています。また、年中水温が低いオホーツク海やベーリング海などの海域にも広く分布することでも知られています。水深200~600メートル程度の深海に生息し0~3度の水温を好みます。

生態

食性は肉食性が強い雑食性で、貝類などを好んで捕食します。また、脱皮した時に脱いだ自身の殻も食べることでも有名です。9cmを超えるような漁獲可能なサイズになるまでには、約10年の年月が必要です。

産卵期は初産だと6~7月で、一度産卵を経験した蟹は、産卵期が3ヶ月程度早くなります。ずわい蟹は深海域に生息するため、今でも生態が不明なところも多く、十分に解明されていない。

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