日本人なら一度は大きなカニを丸ごと一匹、心行くまで食べてみたい!と思うもの。実際に大きなカニに出会うと意外と調理が難しい、美味しくできないという現実にぶつかります。せっかくの夢を美味しくかなえるためにいくつかのポイントを押さえておきましょう!
大きなカニは一度に茹でる
ズワイやタラバなど大きなカニを茹でるとき、ついつい足や甲羅を切って鍋に入れてしまいがちですが、それでは味が落ちてしまいます。美味しく食べるためには、丸ごと入る大きい鍋を用意し、足が開いてしまわないように足をゴムやタコ糸などで縛ってまとめましょう。旨みを逃がすことなく、美味しく茹であがります。
焼きガニも美味しい
大きい鍋がない、足を縛るのが面倒、ということであればプレートや鉄板で焼いてしまうのも一つの手です。焼きであれば足を切ってしまっても問題ありませんし、鉄板に垂れたカニエキスが香ばしさを出してくれて、よりカニの雰囲気を楽しめます。甲羅だけはなるべく切らず、そのまま蒸し焼きにすることをおススメします。甲羅を開けた瞬間のふわっと広がる味噌の香りと底のほうのちょっと焦げた味わいがたまりません。
大きいからこそ素材にこだわる!
店頭でカニを選ぶ際、見た目の大きさだけで購入してはいけません。大きくとも脱皮直後であれば中の身は非常に少なく、ジューシーさがありません。実際に手に持ってみて重さや甲羅の状態を確かめて、良いカニを選びましょう。
大きいカニに豪快にかぶりつくのは日本人にとって大きな夢。調理法にもこだわってより美味しく楽しみましょう!