冷凍のカニは美味くない!と感じたことはありませんか?解凍に失敗してしまうと旨みが抜けてスカスカになってしまっているため美味しくなくなっています。冷凍カニを美味しく食べる上手な解凍のポイントをご紹介します!
一石二鳥はダメ!凍ったままゆでないようにしましょう
カニの解凍はほかの食材に比べてデリケートに行わなくてはいけません。よくやりがちなのが、凍ったまま茹でてしまう解凍法。調理も同時にできるので一石二鳥と思いきや、急激な解凍で細胞膜が破壊され旨みが逃げ出してしまいます。スカスカの身になって食べ応えも半減してしまいます。
美味しく食べる解凍法!
最も良い解凍法は冷蔵庫で丸一日放置する自然解凍です。低温でゆっくりと解凍すれば細胞を傷つけることがありません。カニの旨みを逃がすことが少なくなり、ジューシーでふわっとしたカニの身を楽しむことができるでしょう。
大きいサイズのカニであれば1日半くらい解凍時間をかけましょう。身が詰まっていることもありますし、甲羅の中身はサイズが大きくなればなるほど溶けにくくなります。上手に見極めていきましょう。
どうしても早く食べたいなら
賞味期限や、お客さんに振舞うなど様々な事情で「その日のうちにカニを食べたい」ということもあるかもしれません。急いでいるならば流水解凍をしてみてください。カニをビニールに入れて30~40分ほど(大きさにより前後)流水で解凍しましょう。冷蔵庫での自然解凍よりも味は落ちますが、直接茹でるよりも断然味がいいですよ!緊急時はぜひお試しください。