カニには身体に良い成分が山ほど含まれています。健康にどのような作用があるかを知れば、もっとカニを愛することができるでしょう。
冬の醍醐味として日本人に愛されるカニ。ただ美味しいだけでなく、カニは栄養素の宝庫です。味で心が幸せになり、栄養で身体も満たされる・・・カニをいただくことで、二度も三度も美味しい思いができます。
低カロリー・高タンパク=ダイエットの味方
カニは、他の魚に比べて非常にカロリーが低く、その割に多くのタンパク質を含んでいます。その上、殻ごとボイルするなど、手間がかかる食べ方になることが多いですよね。つまり、少量でも食べるのにとても時間がかかるということです。高カロリーの物を早食いするのは太る原因としてよく挙げられますが、カニはその真逆を素で行く食べ物です。
他の食材から摂りにくい栄養もたっぷり
最近は野菜などの質が落ち、同じ野菜でも、昔に比べて亜鉛や鉄分、ミネラルなどが減っていると言われています。これらの栄養素は、貧血を防いだり、味覚障害の予防になったりと、人間の身体になくてはならない物です。しかし、近年の野菜では、大量に食べなければそれが十分に摂取できないため、サプリメントに頼る人も多いでしょう。
カニには、それらの栄養素が大量に含まれています。毎日カニを食べることは、カニの産地にお住まいでもなければ難しいですが、栄養バランスを整える食材の一つとして、覚えておくといいかもしれません。
味も美味しく、栄養も豊富なカニ。機会を見つけて時々はカニを楽しめるくらいの余裕を持っておきたいものです。