蟹(かに)総合情報サイトTOP > かに情報 > 豆知識 > カニ漁

カニの漁法と漁期

カニ漁についての豆知識をご紹介します。知っているとカニを食べる時に少し気分が違うかもしれません。

少し高級な食材として馴染みの深いカニ。何故高級なのかというと、漁獲量や大きさ・漁場などが厳密に決められていて、獲り放題という訳にはいかないからです。では、カニはどのようにして海から水揚げされるのでしょうか。

方法

カニ漁の方法は、大別すると2つあります。主流となっているのは、海の中に固定の網を仕掛け、引っ掛かったカニを引き揚げる「カニ固定式刺し網漁法」です。この方法だと、カニの足を傷つける可能性が低く、綺麗なカニが獲れます。一方、ズワイガニなど、狙うカニの種類によっては、「底引き網漁法」という、他の魚を獲るのと同じやり方で獲る場合もあります。

時期

カニ漁には、資源保護のため、海域ごとに「解禁日」と「漁期」が設定されています。例えばズワイガニの場合、新潟県より北の海域では雌雄ともに毎年10月1日から5月31日まで。富山県より西の海域では、雌が11月6日から1月10日まで。雄も解禁日は同じですが、漁期が3月20日までとなっています。これ以外の時期には、ズワイガニを獲ることはできません。漁期はカニの種類によって様々です。
漁期でない時に、他の魚と一緒に獲れてしまったカニは、水揚げすると違法になるため、海に放流されています。

このような手法やルールのもとで、カニは私たちの食卓に並びます。自分が食べるカニがどのようにしてやって来たのか、食べる際に少し想像してみるのも楽しいですね。

サイト内 関連ページ

カニの豆知識 一覧(※現在は「カニ漁と漁期」のページです)

PAGETOP